屋内貯蔵所の基準の覚え方

バスタブ型耐火構造

兄さんが独占で頼む友情

屋内貯蔵所の基準

試験対策としての屋内貯蔵所

試験対策としては、屋内貯蔵所については独立専用の平屋建のものを対象にすれば大丈夫です。

類型としては、独立専用の平屋建以外の屋内貯蔵所や多用途を有する建築物内の部分に設置する屋内貯蔵所もあるが、出題頻度が少ないので捨て問にして大丈夫です。

貯蔵倉庫

床面積1,000㎡を超えない

構造

独立専用の平屋建

  • 軒高6m未満
  • 床は地盤面以上

語呂:兄さんが独占で頼む友情
兄さんが  :②
独占で   :独立専用
た     :平屋建
の     :軒高
む     :6m未満
友     :床
情     :(地盤面以)上

大事なのは軒高6m未満と床が地盤面以上。
軒高については、数値を変えたものが選択肢になることがあります。
床については、床を地盤面下にして外部への流出を防ぐ、とした誤りの選択肢が出されることがあります。

主要構造部

  • 壁、柱、床を耐火構造、梁を不燃材料

バスタブ型耐火構造

(公式の用語ではありません。試験向けの用語です。)

②屋内貯蔵所及び④屋内タンク貯蔵所はバスタブ型耐火構造

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 ┃  ┃  ┃:耐火構造
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バスタブ型耐火構造

→危険物が外に漏れないようにする

設備

引火点70℃未満の危険物の貯蔵倉庫は、可燃性蒸気を屋根上に排出する設備

点火のおそれのある電気設備は防爆構造

架台

  • 不燃材料でつくる
  • 堅固な基礎に固定
  • 容器が落下しない措置

屋内型の製造所等に共通する基準

出入口のガラス

出入口のガラスは網入りガラスにしなければならない。

床の構造

床は浸透しない構造、適当な傾斜、貯留設備を設ける

屋根の構造

不燃材料でつくり、不燃材料で葺く

天井の不設置等

天井を設けない

その他の共通する基準

防爆構造

可燃性気体や粉じんが存在する場所に設置する電気機器は防爆構造にしなければならない

避雷設備

指定数量の倍数が10以上で避雷設備が必要