屋外タンク貯蔵所の基準の覚え方

ゆってぃテコンドー、天候異常でたかさん一味は買い物
防油堤の堤内容量は最大タンクの容量の110%以上
水口勉は外

屋外タンク貯蔵所の基準【危険物乙4・危険物に関する法令】

特定屋外貯蔵タンクと準特定屋外貯蔵タンク

屋外貯蔵所タンクのうち、特定屋外貯蔵タンク及び準特定屋外貯蔵タンクについては、より厳しい基準が適用される

特定屋外貯蔵タンク

特定屋外貯蔵タンク:最大容量1,000L以上

→保安検査の対象

準特定屋外貯蔵タンク

準特定屋外貯蔵タンク:最大容量500L以上1,000L未満

防油堤

防油堤は出題頻度が高めなので、注意が必要です。

構造

  • 鉄筋コンクリートまたは土
  • 堤の高さ0.5m以上
  • 高さ1m超の場合、おおむね30mごとに階段または土砂の盛り上げ等

語呂:ゆってぃテコンドー、天候異常でたかさん一味は買い物
(企画でゆってぃがテコンドーをやらされますが、天候が優れずほったらかしで買い物に)
ゆってぃ  :防油堤(ぼうゆてい)
テコン   :鉄筋コンクリート
ドー    :土
天候    :0.5m(てんご)
異常で   :以上
たかさん  :高さ
一     :1m超
味は    :30m
買い    :階段
もの    :(土砂の)盛り上げ

堤内容量

堤内容量はタンク容量(2以上のタンクがある場合は最大のタンク容量)の110%以上

→最大のタンクから内容量すべてが流出しても10%の余裕がある

設備

水抜き口を設け、開閉弁を防油堤外部に設ける

語呂:水口勉は外
水口  :水抜き口
勉は  :開閉弁
外   :(防油堤)外部

タンク貯蔵所に共通する基準

通気管

通気管(圧力タンクでは安全装置)を設ける

静電気除去用接地電極

ガソリン等、静電気による災害が発生するおそれのある液体危険物のタンクの注入口付近には、静電気を有効に除去するための接地電極を設けなければならない

その他の共通する基準

防爆構造

可燃性気体や粉じんが存在する場所に設置する電気機器は防爆構造にしなければならない

避雷設備

指定数量の倍数が10以上で避雷設備が必要